I K I

「いき」の構造

九鬼周造の美意識を、立体で読む。

THE STRUCTURE OF IKI

美意識の、位置関係。

FIG. 01 / 外延的構造
+透視図

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上面:異性的特殊性底面:人性的一般性
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「いき」と「野暮」は、上面の対角線上で向き合う。

ABOUT THIS MODEL

この立体の読み方

九鬼周造『「いき」の構造』第三章「外延的構造」に記された、8つの趣味の関係を探索するアプリです。

上下は、2つの成立する場

上面には「いき・野暮・甘味・渋味」、底面には「上品・下品・派手・地味」を配置します。原著では上面を「異性的特殊性」、底面を「人性的一般性」と呼びます。恋愛や色気に関わる領域と、人間の趣味一般の領域の区別です。

対立は、正方形の対角線

上面では「いきと野暮」「甘味と渋味」、底面では「上品と下品」「派手と地味」が対になります。側面の縦の辺では、いきと上品、野暮と下品、甘味と派手、渋味と地味が対応します。

「内包」と「外延」は別の説明

「媚態・意気地・諦め」は、いきそのものを成り立たせる3つの契機です。この直六面体のX・Y・Z軸を意味するものではありません。

原著と、このアプリの区別

青空文庫の公開本文では図版が省略されているため、本アプリは本文の頂点・対角線・領域の記述から立体を再構成しています。色、寸法、視点、アニメーション、短い解説文は本アプリの表現です。美意識の数値測定や普遍的な序列を提示するものではありません。

原著には1930年当時の性別観や文化観が含まれます。解説はその文脈にある概念として読むために要約しています。

操作

ドラッグ・矢印キーで回転、ピンチ・+/−で拡大縮小。文字を選ぶと関係を表示します。スマートフォンでは立体の下に解説が続きます。

青空文庫で原著を読む

底本:岩波文庫『「いき」の構造』。図の説明は第三章、内包的構造は第二章を参照。